ファミリーキャンプでの寒さ対策はできることから【おすすめのギアもご紹介】

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ファミリーキャンパーの方の中には、

・冬キャンプにはどの程度の準備をしていれば良いか分からない。

・子どもが心配なので、なかなか冬キャンプにチャレンジできない。

と思っている方が多いと思います。

我が家もそうでした。

我が家も冬キャンプを始めるまでは、色々調べました。

現在、我が家が、ファミリーキャンプで実践している『寒さ対策』をご紹介します。

  • キャンプ場
  • 服装
  • 小物
  • テント
  • 寝袋(シュラフ)
  • 暖房
  • 焚き火
  • ブランケット&毛布
  • グランドシート&マット

キャンプ場選び

・現地の気候を知る

・日が当たること

・風を遮る木々に囲まれた場所

現地の気候を知る

事前にキャンプ場に連絡し、朝、夜の気温や残雪、周辺の状況を確認します。

我が家のキャンプ道具で対応出来るか寒さ対策を考えて、キャンプ場を決めます。

対応出来なさそうであれば、今回は見送り、装備が揃ってから、「今後行きたいキャンプ場リスト」に加わります。

我が家は、子どもが2人とも小学生未満なので、積雪中のキャンプ場は、

2人とも小学生になってからと考えています。

日が当たること

冬なので当然寒いです。

日が当たっていれば、

夜だけでなく昼間も寒いと楽しさが半減してしまいます。

キャンプ場に着いた際には、日当たりが良いサイトを優先して選びます。

木などの風を遮るものがある場所

2ルームテントやトンネルテントなどの風を遮るものが作れるテントであれば、

問題はありませんが、タープの下で食事をする場合は、

出来るだけ風を遮るものがある場所を選んだり、

風上に車を置いたりして、風を受けないように対策します。

服装

事前に朝夕の気温の情報を調べます。

その気温に対応できる服装を準備します。

昼の服も多めに準備して、重ね着で気温変化が大きいキャンプ場の気候に順応できるようにしています。

対策対象は、以下になります。

  • 肌着
  • メイン
  • アウター
  • ネックウォーマー
  • 靴下
  • 帽子
  • 手袋

肌着

汗をよく吸い、乾きやすいものを準備します。

保温性に加えて、汗をかいた際に蒸れて冷えてしまうことを防ぐために必要です。

吸湿速乾性に優れた素材のものであれば、高性能なアウトドアブランドでなく、

ヒートテックなどで十分です。

下半身は、レギンスが重要です。

足が暖かいと底冷えしにくくなります。

子供は、大人比べて汗をかくので必ず2~3枚は予備を持って行きます。

メイン

通気性・保温性があるものを準備します。

暖かさを維持することが目的ですので、

保温性などを考慮して、フリースを使用することが多いです。

キャンプでは汚れたり焚火で穴が開くこともあります。

キャンプ用として、準備すると割り切れるので穴があいても安心です。

子どもは、フリースの下にヒートテックを着てもらいますが、大人よりも汗をかきやすいなで、薄手のシャツも持って行くと安心です。

アウター

雨や雪、風から身体を守り保温することが出来るものを選びます。

今までの経験上、高性能なアウトドアブランドでなくても十分なイメージです。

暖かさではダウンジャッケットが一番ですが、焚火で穴が開くこともあるので、

アウターとの間に薄手のダウンベストを着て、アウターは焚火用に綿素材のものを羽織っています。

子どもは、動き回って体温が上がっていることが多いため、ダウンジャケットではなく、フリースの上にウインドブレーカーなどが良さそうです。

寝る時は、ウインドブレーカーを脱いで、シュラフに入っています。

ネックウォーマー

首をあっためることで体温を維持することができるので、冬キャンプには必須です。

首を温めるのと温めないのでは、全然、体感温度が違います。

また、就寝時にも使えます。

首を温めるもので、マフラーもありますが、

何かに引っかかったり、焚火の火に引火したりする可能性があるので、

筒状のネックウォーマーが良いです。

帽子

耳まで隠せるので、ニット棒がおすすめです。

耳当てがあれば、キャップをかぶることもあります。

冬キャンプは、お風呂に入らなかったり、翌日の寝ぐせが出来たりするので、

隠すために帽子を活用します。

冬キャンプに帽子は必須です。

靴も重要です。

スニーカーなどだと指先が冷たくなりやすいので、保温性のある冬用ものがおすすめです。

好きなデザインのものが無い場合は、靴下で対応できれば大丈夫です。

靴下

足元から冷えてくるので厚手でヒートテック機能のある素材が良いです。

我が家は、予備で2足持って行っています。

手袋

作業用に指先が開いている手袋があると良いです。

子ども用手袋も準備します。

テント

冬キャンプのテントで行う寒さ対策は、

  • 素材
  • スカート&ペグ
  • 換気

素材

冬キャンプではコットンまたはTC(テクニカルコットンまたはポリコットン)素材のテントがおすすめです。

コットン素材は非常に丈夫で保存環境や手入れ次第では20年近く使用できるとも言われています。

通気性に優れておりテント内の湿気を逃がしてくれるため暖かく快適に過ごすことができます。

火の粉にも強いため隣で、焚火で暖を取っていても穴があく心配が少ないです。

TC素材とはコットンとポリエステルの混紡素材で、

2つの素材の良い性質を併せ持っておりコットンに比べて軽く、

濡れても乾きやすいためおすすめです。

結露も発生しますが、ポリエステルに比べると少量になります。

スカート&ペグ

スカートとは、フライトシートから地面まで伸びるカーテン状の生地のことです。

スカートがあることでテント内の暖かい空気が外に漏れにくく、また外から入り込む冷気を遮断することができます。

さらに、このスカートをペグでおさえておくと、さらに、暖かく過ごせます。

換気

冬キャンプでのテントは換気が非常に重要です。

換気により、結露対策が出来ます。

テントの素材以外でもベンチレーションを活用することで結露対策が可能です。

テント上部にベンチレーションが付いていれば下の暖かい空気が上へと流れることによって通気性がアップしテント内と外の気温差が緩和され結露を抑制することができます。

また、ストーブなどの暖房器具を使う場合は一酸化炭素中毒の危険性がありますので、

ベンチレーションでの換気は非常に有効になります。

寝袋(シュラフ)

可能ならば冬用のキャンプ用品を揃えると安心です。

冬キャンプの最大の壁は、夜から朝にかけての時間をいかに温かく過ごせるかなので、

寝袋(シュラフ)は重要です。

寝袋(シュラフ)は大きく分けて、以下で選びます。

  • 形状
  • 素材

形状

寝袋(シュラフ)の形状は、

  • マミー型
  • 封筒型

に分かれます。

特徴としては、以下になります。

マミー型

マミー型の寝袋は、ミノ虫のような形状が特徴です。

保温性に優れており、氷点下でも使用できる製品もラインナップされています。

冬のキャンプに向いている寝袋を探している方におすすめです。

また、軽量なのもメリットです。

折りたたむことでコンパクトに収納できるため、荷物の多い冬キャンプには相性がよいタイプです。

封筒型

長方形のデザインが特徴で、ゆったりとした寝心地が得られるのがメリットです。

また、連結できる製品も多くラインナップされています。

子供と一緒に使える大きいタイプのものがあるので、ファミリーキャンプ向きです。

さらに、比較的リーズナブルなのも多いです。

保温性はマミー型に劣りますが、春・夏・秋に使用するのにぴったりです。

素材

中綿の素材にも注目すると、

  • ダウン
  • 化繊(化学繊維)

とあります。

ダウン

ダウンは、軽量で保温性に優れています。

中綿にダウンを採用している寝袋は、軽量なのがメリットです。

また、圧縮性が高く、折りたたむとコンパクトになるため、持ち運びしやすい製品が多いです。

さらに、保温性に優れているので冬のキャンプにぴったりです。

化繊(化学繊維)

化繊(化学繊維)は、手頃でメンテナンスしやすいのが特徴です。

素材に化学繊維を採用している寝袋は、比較的リーズナブルです。

ダウンに比べて保温性は劣るものの、水に強く洗濯が可能なため、清潔な状態を保てます。

夏に使用する寝袋の素材としておすすめです。

デメリットとしては、折りたたむ際にかさばりやすいことです。

コスパやメンテナンスのしやすさを重視すると「化繊(化学繊維)」ですが、

シーズンとしては、春・夏・秋になるので、

冬キャンプでは、中綿が「ダウン」でマミー型の寝袋(シュラフ)がおすすめです。

我が家は、家族みんなで寝れる封筒型のシュラフを最初に購入したので、

子どもたちには、冬キャンプ用にお手頃なマミー型シュラフを購入して、

大人は横で電気毛布と毛布着て、封筒型のシュラフの中にみんなで寝ています。

小物

  • 湯たんぽ
  • カイロ

湯たんぽ

湯たんぽは、冬キャンプには欠かせません。

シュラフの足元にいれて使用する為に購入しましたが、

我が家の冬キャンプは、「お座敷スタイル」がメインなので、

こたつ部分でも使用して、重宝しています。

カイロ

カイロは、我が家では、奥さんが主に使用します。

子どもは、小学生未満なので、火傷などが怖いので持たせていません。

焚き火

我が家の冬キャンプは、「お座敷スタイル」がメインですが、

焚き火は、必須です。

主に暖を取ることを目的でテントの外に大きな熱源を持たせています。

夜、星が出る時間にも活躍してくれます。

焚き火で暖を取りながら見る冬キャンプの星空は格別です。

冬キャンプは、焚き火をしながら、楽しく話すことも良いですが、

星空を観ることで冬キャンプの良さを実感します。

食事

シチュー、豚汁、煮込み、鍋、おでんなどで寒さ対策をしています。

石油ストーブや薪ストーブを使用する場合は、おでんをおすすめします。

ストーブの上に長時間置くことで、具材に出汁が染み込みます。

夜の星空鑑賞の際に、良い酒の肴になります。

グランドシート&マット

グランドシートやマットも重要です。

地面からの冷えをどのように下げるかも寒さ対策となります。

寒くて寝られない場合があると、冬キャンプが嫌になります。

テントの下に敷くグランドシート、テントの中に敷くテントマットは地面とフロアの間に層を作るイメージで、地面からの冷えを伝わりにくくします。

マットの厚さが厚いほど、地面からの冷えを下げることができるので、積める範囲で準備することをおすすめします。

ブランケット&毛布

ブランケット・毛布もあると暖かく過ごせます。

焚き火の際に使用したり、シュラフの中に使用できます。

毛布も電気毛布が使用出来るとさらに暖を取れます。

荷物が多くなってしまいますが、ファミリーキャンプでは重宝します。

まとめ

以上が我が家の寒さ対策になります。

ファミリーキャンプを続けていって、試行錯誤して、

他にも寒さ対策ができたら、更新していきます。

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