初めてファミリーキャンプをする時、
【何を持っていけばいいのか?】と分かりませんでした。
テントや焚き火グッズはすぐに思いつくのですが、家族でキャンプをするので、
奥さんや子ども達が困らないようにしたいなとも思いました。
我が家がファミリーキャンプデビューする時には、ネットを見ながら準備をしました。
しかし、「これも買っておけばよかった」「これはいらなかった」がありました。
そこで、今回は初めてファミリーキャンプをやる際に必要最低限なものを紹介します。
ファミリーキャンプの必要最低限なものは、
- 寝床関係
- 明かり関係
- 着替え等
- 救急セット&薬
- 焚き火関係
になります。
寝床関係
テント
大きさは家族の人数に合わせて選びましょう。家族の人数+2人分くらいにすると荷物も置けて快適ですが、あまり大きすぎると設営が大変なこともあります。
ペグやペグハンマーは付属品だと頼りないものもあるので、しっかりしたものを別に買うことをおすすめします。
我が家は、
LOGOS neos PANELスクリーンドゥーブル XL-BJ
を使用しています。
ペグ
ペグは、テントを購入すると付属されていることがありますが、
別途買い揃えることをおすすめします。
付属品だと強度が足りないことがあり、キャンプ場の地面に刺さらずに曲がってしまうことがあります。
長さは何種類かに分かれていますが、まずは30cmのものがおすすめです。
購入したテントに付属されているペグの数よりも2〜3本多く購入しておくと安心です。
ペグハンマー
ペグハンマーも準備することをおすすめします。
金づちやハンマーを以前から持っていても、ペグハンマーの購入はおすすめです。
ペグを地面に打ち込む時は、ペグハンマーである必要はないのですが、
ペグを抜くときにペグハンマーのペグを抜く部分が必要になります。
また、購入したテントに付属されていることがありますが、材質がプラスチックの場合は別途購入を検討して下さい。
キャンプ場の地面が少しでも硬いと、
ペグを打ち込むときにものすごく大変です。
キャンプ場でプラスチックのハンマーを使用している方が、苦戦されているのを何度か見かけたことがあります。
我が家は、
CAMPING MOON プレミアムペグハンマーPRO
を使用しています。
グランドシート
グランドシートとは、地面とテントの間に敷くシートのことです。
シートを敷くことで地面からの冷気や湿気を遮り、テントに汚れや傷が付くのも防いでくれます。
テントの大きさに合った純正のものが最適ですが、ブルーシートなどでも代用できます。
我が家は、ブルーシートだと味気ない感じがするので、ホームセンターでブルーシートの材質でシルバー色の物を購入してます。
インナーマット
テントの中に敷くマットをさします。
冷気を遮断し、石などのボコボコ感も和らげてくれます。
厚みは厚めのものがおすすめですが、厚め過ぎると収納時にかさばります。
テントの純正品など、各メーカーから販売されていますが、
ホームセンターで買える銀マットを使用すると、適度な厚みがあり、安いので重ねて使うことができます。
我が家は、
ニトリのアルミシート4mm厚(180X180)
を使用しています。
シュラフ(寝袋)
寒い時期のキャンプには必須です。
夏はシュラフを敷き布団として使いブランケットを羽織ることが出来ます。
シュラフは基本的にミイラみたいな形のマミー型と、布団のような形の封筒型があります。
ファミリーキャンプなら、子どもと一緒に寝れる封筒型がおすすめです。
対応温度は0℃くらいが丁度良いです。
「適応温度」にも注意が必要です。
適応温度とは、その寝袋が「どのくらいの気温であれば快適に使用できるか」を示すものだ。
メーカーによっては「快適温度」「適正温度」などとも呼ばれています。
初心者であれば、
適応温度5~10度の3シーズンシュラフを選ぶとよいです。
3シーズンシュラフであれば、
その名の通り春・夏・秋の3シーズン使えます。
ただ、冬にキャンプをやる場合や寒がりの人の場合には、もう少し低い温度に対応しているものを選ぶのがおすすめです。
我が家は、
わがやのシュラフ DOD S4-511 ブラウン
推奨使用温度:5℃~
最低使用温度:-5℃
を使用しています。
マット
キャンプの寝心地を左右すると言っても過言では無いのは、マットです。
我が家は、
ファミリーキャンプの最初は、奥さんと子供2人はマットの上で寝て、自分は地べたに寝ていましたが、寝起きは身体がバキバキになってました。
我が家は、
WAQ RELAXING CAMPMAT ダブルサイズ 厚さ10cm
を使用しています。
明かり関係
キャンプ場の夜はほぼ真っ暗です。
月明りや焚き火の灯りだけで過ごすのは厳しいです。
子どもが怖がらないようにするためにも、照明器具は必要です。
ファミリーキャンプであれば、「ランタン」「ヘッドライト」を用意するのがおすすめです。
ランタンはガス・ガソリン・LEDのものがありますが、
ファミリーキャンプでは、子どもが触っても危なくないLEDがおすすめです。
用途としては、
サイトを照らす大きめのものを1つと、
テント内を照らす小さめのものが1つあるといいと思います。
トイレに行く時用に手持ち出来るライトやヘッドライトがあると頼もしいです。
ヘッドライトなら両手が空くので、
片手は子どもと手を繋いで、もう片方の手で急な対応にも準備できます。
我が家は、子供がヘッドライトつけるのを楽しんでいるので、子どもに着けてもらってトイレに一緒に行ってます。
また、虫よけ用のライトもあると便利です。
虫が多い時期やキャンプ場では、テント内のライト明かりによってテントの中に虫が来ないように、虫よけのための明かりの大きいライトをテントから離れた場所に設置すると良いです。
我が家の初期の照明グッズ
ワークマンの
〇〇の
ダイソーのヘッドライト
着替え等
小さい子どもがいる場合は通常のお出かけでも着替えを準備することもありますが、
着替えを下着を含めて3セットは、準備しておくと、濡れたり、汚れたりしたときに気にせず過ごすことが出来ます。
キャンプ場は季節に関わらず、寒くなることがあるので、
冬でなくても、防寒具は、全員分準備しておくことをおすすめします。
雨具もあると、突然の雨でも安心です。
救急セット&薬
自然の中は、蜂や虫がいるので、刺された時に対応出来るように救急セットもあると安心です。
また、突然の怪我にも対応出来る様にしておくことも大事です。
薬も体調不良や食あたりにも準備しておくと安心です。
我が家は、もともと家にあったものを使用しています。
焚き火関係
焚き火台
キャンプでは、焚き火がやりたいイベントのひとつですが、ほとんどのキャンプ場では地面を守るために直火が禁止になっているので、焚き火台が必要になります。
焚き火でバーベキューをする場合は、
網を毎回洗うのが面倒なので、
100円ショップで売っているバーベキュー用の網を使い捨てするのがおすすめです。
焚き火シート
現在、ほとんどのキャンプ場では地面を守るために直火禁止になっているので、
焚き火をする際は焚き火台や焚き火シートが必要になります。
(焚き火シートが必須かはキャンプ場によります)
焚き火シートは地面を守るだけでなく、
焚き火の後片付けにも非常に役に立つ便利なアイテムなので、必須じゃない場合も持って行くことをおすすめします。
焚き火台だけでなく他の焚き火道具も置けるようなサイズのものを選ぶのがポイントです。
耐熱温度も確認すると良いです。
500度以上がおすすめです。
薪
薪は火起こしや火の調整が難しいので、
バーベキューをする場合は、火の調整をしやすい『炭』を準備のがおすすめです。
サバイバル感を味わうために薪でバーベキューがしたい方は、針葉樹の薪に比べて煙が少ない広葉樹の薪を使うのが良いのです。
しかし、広葉樹は火が付きにくいので初心者には火起こしの難易度が高いです。
広葉樹の薪の木の種類は、
・クヌギ()
・カシ(樫)
・ナラ
焚き火がしたいだけならば火がつきやすい針葉樹の薪を使う事をおすすめします。
針葉樹の薪の木の種類は、
・スギ(杉)
・ヒノキ(檜)
があります。
着火剤・ライター
焚き火をするには、薪に火をつける必要があるので、チャッカマンやライターなどの火を付ける道具が必要です。
また、薪はライターなどの火を直接あてても火は着かないので、着火剤などの燃えやすいものに着火してから火を移していきます。
火起こしに自信の無い方は市販の着火剤を準備しておくと良いです。
サバイバル感を味わいたい方は麻紐や松ぼっくりなどの燃えやすいものを使って火起こしできます。
初心者の方は火起こしで苦戦することを想定して、着火剤は複数個用意し、
ライターは火を付けやすい『ターボ式ライター』か『ガスバーナー』を準備しましょう。
キャンプのテレビやYouTubeでよく観る「スターター」を使用したい場合は、
100円ショップの「Seria」の着火材と針葉樹で組み合わせると簡単に火付け出来、キャンプ感を味わえます。
トング・火ばさみ
バーベキューをする際は食材をつかむためのトングと、炭や薪をつかむための火ばさみが必要になります。
火ばさみはバーベキューなどのお肉を挟むトングとは少し違い、薪や炭をより掴みやすい形になっています。
食材と炭を触るわけですから、トングと火ばさみは別々に準備します。
軍手・耐熱グローブ
焚き火をする際は様々な道具が熱くなりますので、作業をする際は必ず耐熱グローブか軍手を着用するようにしましょう。
耐熱グローブは軍手より耐熱性に優れ素材もしっかりしており頑丈なので、耐熱グローブを着用することをおすすめします。
その他
ファミリーキャンプの初めは、設営に時間がかかったり、過度に子どもに気が向いたりします。
ですので、食事関係では、あまり力を入れすぎないことをおすすめします。
食事関係に力をいれると、
「買い出し」「下ごしらえ」「調理」「片付け」と時間の確保が必要になります。
何度か繰り返すうちに、ファミリーキャンプに行くことで徐々に出来ることを増やして行くと、ファミリーキャンプを楽しんでいけます。
最初から何でもやりたいことを詰め込めすぎると、せっかくの時間を楽しめないかもしれません。
それでも、食事関係にも力を入れた方は、以下を準備すれば、
食事関係のグッズは必要最低限のものが揃います。
クーラーボックスと保冷剤
個人的に、クーラーボックスは、折りたたみ式のソフトタイプのものがおすすめ。ハードタイプのしっかりしたクーラーボックスでもいいが、ハードタイプは収納や積載に結構スペースをとる。
スペースに余裕があればハードタイプでもいいが、コンパクトに収めたいのであれば、
ソフトタイプのクーラーボックスがおすすめです。
保冷剤は100円ショップのものなどでもよいです。
我が家は、ファミリーキャンプを続ける根拠のない自信があったので、
ロゴスの保冷剤を購入して、使っています。
ガス器具
手軽にコーヒーを飲みたい方は、ガス機器があると便利です。
お湯を沸かしたり、お鍋を食べたり、色々なシーンで使えます。
ガス機器は、「カセットコンロ」、「バーナー」とありますが、
ファミリーキャンプでは、「カセットコンロ」がおすすめです。
我が家の、ファミリーキャンプの初めは、「バーナー」を使っていましたが、
子どもが小さいので、テーブルに不意にあたったときを想像すると安定感に不安がありました。
そこで、家にあるカセットコンロを持って行こうしたのですが、
買い替えの時期もあったので、ケース付きのカセットコンロを購入しました。
鍋やフライパン
鍋やフライパンは、最初は自宅のもので代用するとコストが削減できます。
ファミリーキャンプの回数が増えくれば、キャンプ用を購入していくことをおすすめします。
お皿やカトラリー
お皿やカトラリーですが、
我が家は、最初は、「紙皿」「紙コップ」「割り箸」「プラスチックのスプーンとフォーク」を使用しました。
片付けの時間を無くしたかったからです。
ファミリーキャンプの回数が増えてごとに、100円ショップで購入して、100円ショップのもので使用感が合わないものは、別途買い換えて今に至ります。
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