ファミリーキャンプで使用しているグロッケ12のレビュー【我が家の場合】

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テントの購入するときは、とにかく悩みます。

我が家もそうでした。

我が家は、ogawaのグロッケ12T/Cを使用しています。

ベル型テントの特徴を調べたり、似たようなテントとも比較検討して、

グロッケ12T/Cを購入しました。

グロッケ12T/Cを検討、購入、使用して分かった

  • メリット
  • デメリット
  • 比較したテント

をお伝えします。

基本情報

グロッケ12T/Cの基本情報です。

重さ14.7kg(付属品除く)
使用時サイズ最大405×265×(H)270cm
収納サイズ80x35x33cm
カラーオフホワイト×ダークブラウン
テント種類ベル型テント
人数5~6人
天井の高さ270cm

付属品と別売りのオプションは、後でご紹介します。

グロッケ12T/Cのメリット

  • 設営/撤収が簡単
  • 冬キャンプでも快適
  • 日中テント内が明るい
  • 全方向にフルメッシュ窓付き
  • 風がある日でも設営しやすい
  • 居住スペースが広くお座敷スタイルがしやすい
  • ベル型テントの中でも差別化出来る
  • ポリエステル生地がちょうどいいところにある
  • T/C素材で快適
  • 雨が入り込みにくい

設営/撤収が簡単

ベル型テントなので設営が簡単にできます。

「5つの角をペグダウン」、「メインポールを立てる」、「Aフレームを立てる」、「ガイロープのペグダウン」で設営できます。

(設営方法の詳細は記事後半で記載しています。)

骨組みがあるテントなどは複雑だったり、力が必要だったりと難しかったりしますが、ベル型ではそのような心配はいりません。

ポールの数がワンポールなので、

ポールを組み立てて通すという作業がほぼありません。

グロッケ12の設営時間は、

初めて設営したときは、50分程度かかりました。

最近は、奥さんと協力して30分前後です。

本当に設営が簡単です。

撤収もテント内が空になってからは早いです。

冬キャンプでも快適

グロッケ12が活躍するのは、冬キャンプです。

我が家は、元々、ポリエステル性の2ルームテントを使用していましたが、

冬キャンプの為にグロッケ12を購入しました。

T/C素材は生地が厚く、暖かい空気を外に逃がしにくいので、暖房器具をつけると冬場でも暖かいです。

T/C素材は、寒い時期に使用できるメリットが大きいです。

我が家は、冬キャンプで石油ストーブと合わせて使用していますが快適に過ごせます。

日中テント内が明るい

T/C素材の部分は、オフホワイトなので、日中はテントの中が程よい光が入り明るいです。

全ての面がフルメッシュになる

全ての面がフルメッシュになるので、通気性が良いです。

ネットで「風通りが悪い」、「熱がこもりやすい」などのレビューがありますが、

我が家では、今までそこまで感じていません。

夏用にポリエステルのテントも使用していますが、ポリエステル性と比較すると、通気性も良いです。

風がある日でも設営しやすい

風が吹いている日のテント設営は、いつもより苦戦します。

グロッケ12T/Cは、最初に「5つの角をペグダウン」して固定された状態で、

幕が立ち上がるので、風に煽られる時間が少なく設営できます。

居住スペースが広くお座敷スタイルがしやすい

全面にマットやラグを敷いてレイアウトすれば、座敷空間ができます。

テント内の床面積は12㎡で畳で表すと7畳の部屋と同じくらいの大きさになります。

頂点部分の高さは270cmあるのでかなり広々とした空間になり、

五角形の端部も70センチの高さがあるので荷物を端に置いても使い易いです。

ベル型テントの中でも差別化出来る

ベル型テントは1色のものが多く、グロッケ12T/Cは他のベル型テントにはない色合いです。

ベル型テントでツートンカラーなので、

キャンプ場でテントを探す際に、見つけやすいです。

ポリエステル生地がちょうどいいところにある

グロッケ12T/Cの良い所は、茶色の裾部分がポリエステルだということです。

白色のテントは、汚れがつくとシミになることがあります。

グロッケ12TCは裾がポリエステルなので、泥などの汚れがついても汚れが目立ちにくく、ポリエステルなので拭き取れます。

汚れやすいところは、ポリエステル素材、

湿気などがたまりやすいところは、TC素材となっているので、ありがたいです。

T/C素材で快適

T/C素材を使用しているので、

通気性、遮光性が高いため夏場でも涼しく過ごす事ができます。

グロッケ12T/Cの生地はポリエステル65%とコットン35%の混紡素材となっています。

また、結露しづらいのもT/C素材の特徴の1つなので、

冬場テント内でストーブを使用していても、

結露は発生しますが、垂れるほどの水滴は発生しません。

翌日の朝に結露の水滴を拭く作業は、今のところ経験していません。

雨が入り込みにくい

窓と出入口にひさしが付いているので、

窓と出入口をメッシュにしていても雨が入り込みにくいです。

風がある場合は、降りこんでしまいますが、

ひさしのおかげで、雨が入り込みにくくはなっています。

グロッケ12T/Cのデメリット

  • 重たい
  • メンテナンスが大変
  • 出入り口が低い
  • 汚れがつきやすい
  • 薪ストーブは使えない
  • 耐水圧が低い
  • 区画サイトの大きさは注意

重たい

総重量が14.7kgで、

(フライ:約9.3kg、グランドシート:約1.8kg、ポール:約3.6kg)なので、

女性が持ち運ぶのには重たいです。

同時に何か荷物を運ぶには、重いです。

我が家では、2ルームテントも持っていますが、2ルームテントよりは軽いです。

また、撤収時のテントの状態でも重さが変わります。

T/C素材は、結露しづらい理由に吸水性のよさがあるため、水を吸って生地が重くなってしまいます。

その為、なるべく翌日にテントを乾かした状態で撤収するようにしています。

メンテナンスが大変

T/C素材なので、カビが生えたりしないかの不安はあります。

しかし、しっかり天日で干せば、カビは生えたりしないので、大丈夫です。

幕も大きいので、干すスペースが広く必要です。

我が家は、マンションに住んでいるので、なるべくキャンプ場で干して撤収し、

自宅のベランダで、少しずつ広げて干しています。

少し広げて、畳んで、を繰り返していくうちに全体が乾きます。

撤収の日が雨で、びしょびしょままのテントを持ち帰り、

翌翌日まで雨のことがありましたが、

撤収から3日目に広げて干しても、カビは生えてはいませんでした。

大きいテントは、メンテナンスが大変なのは事実ですが、慣れてきました。

出入り口が低い

グロッケ12は、出入り口が低いです。

しゃがまないと、テントの出入りが出来ません。

我が家は、みんな170 cm以下の身長なので、そこまで影響はないですが、

180cm以上の方がいる場合や腰痛持ちの方は、出入りに影響するかもしれません。

汚れがつきやすい

サイトの地面にもよりますが、草と土の地面の場合は、土汚れが付くことがあります。

また、色も白いので汚れたままだと目立ちます。

汚れがついた場合は、乾かして、叩いたりして、土や汚れをとります。

我が家では、設営/撤収時は、付属のグランドシートの下に、別のグランドシートを敷いて汚れないように対策しています。

薪ストーブは使えない

残念ながら、 グロッケ12T/Cは、薪ストーブ専用の円筒穴は、ありません。

グロッケ8には、薪ストーブ専用の円筒穴があります。

所有者の自己責任で、DIYして、煙突を出せば、薪ストーブを使用することもできるようです。

我が家は、子どもが3歳と5歳なので、薪ストーブは使用せず、石油ストーブを使用しているので、今のところ薪ストーブが使えないのは、問題ありません。

薪ストーブを検討している方には、悩ましいところです。

耐水圧が低い

グロッケ12の耐水圧は、

フライ:T/C(耐水圧350mm)ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)

グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)

数字だけを見ると、一般的なポリエステルテントと比べると、不安を感じます。

防水処理したポリエステル素材だと耐水圧3000mmほどもあるテントがあります。

T/Cは耐水圧は低いですが吸水性が高く水を吸収するので、雨が滴ることはなく、防水性に関しては問題ないです。

我が家は、雨の日にも使用していますが、今のところ雨が進水してきた経験はありません。

区画サイトの大きさは注意

グロッケ12は、一般的なテントより大きいテントの扱いです。

サイトによっては、テントの大きさに分けて、料金が変わる場所もあったりします。

区画サイトで使用する場合には、予約の段階でチェックが必要です。

サイトの大きさの目安は、30㎡を目安にしています。

我が家が購入時に比較したテント

我が家が比較したテントをご紹介します。

ノルディスク アスガルド

ノルディスク アスガルド12.6の基本情報

重さ16kg(付属品除く)
使用時サイズ最大375×400×(H)250cm
収納サイズ114x37cm
カラーナチュラル
テント種類ベル型テント
人数6~8人
天井の高さ250cm

グロッケ12より魅力的な点

  • フライとフロアシートがジッパーで一体化できる
  • 端の高さが75cm

グロッケ12を選んだ点

  • グロッケ12より金額が高い
  • グロッケ12の方が軽い

ローベンス クロンダイク

ローベンス クロンダイクの基本情報

重さ16.7kg(付属品除く)
使用時サイズ390×370×(H)270cm
収納サイズ80x27cm
カラーアイボリー×ブラック
テント種類ベル型テント
人数6人
天井の高さ270cm

グロッケ12より魅力的な点

  • 薪ストーブが使える
  • フライとフロアシートがジッパーで一体化できる
  • 出入り口が175cmある
  • フロア生地の耐水圧が10,000mmある

グロッケ12を選んだ点

  • グロッケ12が軽い
  • 端の高さが60cm
  • ロープやペグが多く複雑

グロッケ12の設営方法

グロッケ12の設営方法は、他の種類のテントと比べると、シンプルです。

「5つの角をペグダウン」、「メインポールを立てる」、「Aフレームを立てる」、「ガイロープのペグダウン」で設営できます。

公式の動画と我が家は、若干、やり方や順番が違うので、ご紹介します。

1、テントを広げてペグダウン

最初にテントを広げて角5箇所をペグダウンします。

ポイント

今回はテントを汚したくない場合は、先にグランドシートを敷いてその上にテントを広げてペグダウンしていきます。

2、メインポールを立てる

出入り口を開けてテント内に入り、中央にメインポールを立てます。

グランドシートを敷いている場合は真ん中にある正方形で少し厚みがある所が目安です。

3、Aフレームを立てる

テントに入ったまま出入り口の内側にAフレームを立てます。

ポイント

外でAフレームを組み立てると中にはいりづらいので、テント内で組み立てることをおすすめします。

組み立て後、テント入口脇の下にあるグロメットへ両足を差し込みます。

グロメット付近に2つあるリングはグランドシート用です。

次に、入口中央の上部についているグロメットにAフレームを差し込み、外側にあるAフレームキャップを取り付けます。

テントの出入り口部分を支えるフレームを組み立て、フレームを差し込みベルクロで固定します。

それぞれ差し込んだら、ベルトやフラップでしっかりとAフレームを固定します。

4、ガイロープをペグダウン

最後にガイロープを10カ所ペグダウンして、設営完了です。

ポイント

この時、出入り口はしっかりと閉めてペグダウンします。

出入り口が開いていると幕の張り過ぎで、出入り口が閉まらなくなる恐れがあります。

オプション

付属品

グロッケ12の購入時の付属品は以下になります。

  • メインポール(スチール製、径32 mm)
  • フロントポール(Aフレーム)(アルミ製、径22mm)
  • グランドシート1枚
  • アイアンハンマー1丁
  • グランドシート1枚
  • ガイロープ1.5m×9本
  • ガイロープ3m×1本
  • スチールピン25cm×15本
  • スチールピン20cm×5本
  • 収納袋

アイアンハンマーとスチールピンは意外としっかりしています。

フロアマット

グロッケ12には、PVCマルチシートフロアマットが別売りされています。

ブルーシートなどで代用も可能ですが、サイズがぴったりなので、手間なく使用できます。

雨水の侵入の心配もなく、フロアの防水効果が高まります。

ハーフインナー

ハーフインナーは、リビングと寝室を分ける場合に活用できます。

我が家では、子どもが3歳と5歳なので、

お座敷スタイルがメインで購入していません。

まとめ

グロッケ12T/Cのメリット・デメリットをまとめると、

グロッケ12T/Cのメリットは、

  • 設営/撤収が簡単
  • 冬キャンプでも快適
  • 日中テント内が明るい
  • 全方向にフルメッシュ窓付き
  • 風がある日でも設営しやすい
  • 居住スペースが広くお座敷スタイルがしやすい
  • ベル型テントの中でも差別化出来る
  • ポリエステル生地がちょうどいいところにある
  • T/C素材で快適
  • 雨が入り込みにくい

グロッケ12T/Cのデメリットは、

  • 重たい
  • メンテナンスが大変
  • 出入り口が低い
  • 汚れがつきやすい
  • 区画サイトの大きさは注意
  • 薪ストーブは使えない
  • 耐水圧が低い

グロッケ12のファミリーキャンプは最高です。

冬キャンプでも楽しめます。

グロッケ12の購入や使用の参考になれば幸いです。

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